市民と弁護士が行っている憲法学習会「terra cafe kenpou」

一昨日は、仁比聡平参議院議員を講師に,今の国会の情勢,安倍政権が目指す先にあるものについてお話を伺いました。。


逆流を乗り越えて市民と野党の共闘を再構築したことが、今の国会情勢に大きな影響を与えている。
総選挙を経て第四次安倍政権。
特別国会における安倍総理は、11月11日に超久しぶりになる所信表明演説を行った。この所信表明の冒頭「国民の信任なくしてこの国難を乗り越えることはできません」「国民の負託に応える」と国民が圧倒的に信任したものと高ぶっている。
憲法改定の問題でいうと、11月27日、2000人が集まり日本会議が憲法改正集会を開いた。その場で安倍総理は「自由民主党は国民に責任を持つ政党として、憲法審査会における具体的な議論をリードし、その歴史的使命を果たす」と表明した。下村文科大臣は「来年の通常国会にはわが党として憲法改正発議ができる」と。希望の党の松沢成文参議院議員代表は「憲法改正に進むよう希望の党として最大限の努力をする」。桜井よしこ氏は「憲法改正の議論も審議ももっともっと熱意を込めてスピードをあげて行わなければ間に合わない」と。その上で日本会議地方議員連盟の松田良昭代表は「九条の会や護憲派には負けられない」と。日本維新の会の馬場信幸幹事長は「人間で言うと年齢が72歳になっているのに、まだ4歳、5歳のときの服を着続けようとしている。これが日本国憲法の姿だ」と述べ、憲法を劣ったもの、幼稚な理想主義とした。
果たしてそうだろうか。日本国憲法が果たしてきた役割、歴史的な重みをきちんと受け止める必要があるのではないか。
12月6日の参議院憲法審査会での仁比議員の発言
憲法9条は「二度と戦争をしない」というの本社会の姿形を規定する根幹です。軍事だけではなく、経済では、軍事費の抑制と民生分野を中心とする経済成長を促し、国民生活を向上させる力となりました。この9条に手を加えることは、戦後日本社会のあり方を根底から変えることにほかなりません。
まさに戦争をする国へと。若者が戦場に送られるというだけでなく、戦後日本の姿そのものが変えられてしまう。社会そのものを軍事化してしまう。特定秘密保護法もそのツールの一つ。
安倍晋三氏の特異な野望。財界の思惑。
憲法を改正し戦争ができる国にし、オリンピックに向かう。今そのように高ぶっている。
でも国民がそれを望んでいるか。
国民の半数が投票に行かない。有権者の17パーセントの指示しかなく7割近くの議席を取る小選挙区制のなしうる虚構の多数。
3割が慈航を支持し、2割がリベラルを支持し、5割が投票に行かない。
虚構の多数の原動力となったのは野党の分断と逆流。
立憲4党で共闘して1対1の構図を作り、安倍か反安倍かの対立構造を作りつつあった。その矢先に、小池前原による背信行為があった。
野党が共闘した時、単なる1足す1ではない効果を発揮する。
2/3を取ったのに安倍総理ははっきりしない。それは選挙における野党共闘の実現を脅威と感じているから。
野党が結束して国会を嫌がる総理を引きずり出した。特別国会において安倍総理は逃げに終始した。
総選挙そのものが議席は取ったもののそれが民意に支えられたものではないことを安倍総理や自民党議員が分かっているから。
安倍晋三の政治基盤が安倍一強と言える状況ではないことが分かっているので安倍総理は自信がない。
安倍政権の基盤は脆弱で政治的に行き詰っている。
日米首脳会談では、トランプと安倍蜜月をアピール。安倍の「日米が100パーセント共にある」が示すものがいかに恐ろしいものか。トランプのエルサレム首都認定に対し国連の非難決議が出される中、安倍氏は「心から感謝する」と。トランプは、自らの政治生命の延命のために世界を危機に陥らせようとしている。それを絶賛する安倍総理の異常さ。
北朝鮮に対しトランプは「対話の余地はない」と言い、安倍氏は「対話ではなく圧力を」と言う。言われるがまま武器を大量に買う。例えばF35A42機で6000億円以上。戦争がもたらす惨禍に思いが至っていない。
安倍総理の軍拡路線のしわ寄せが社会保障の削減、全世帯負担増加につながっている。
女性に対する性暴力に対する
一つ一つの自由と平等という憲法の価値を暮らしに活かしていくことが最大の憲法問題。

来週は、トランスジェンダー当事者として制服に悩み苦しんできた方からお話を伺い,私たちは何をすべきかを学校制服を切り口に考えます。

テーマ LGBTと制服
報告者 藤岡希美行政書士
日時 12月19日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
参加 無料
https://www.facebook.com/events/155816295027735/

【今後の予定】
terra cafe kenpouの今後の予定をおしらせします。
特に記載がない限り火曜日19時〜光円寺門徒会館(天神3丁目15-12)です。
予定は入れ替わるかもしれません。下記サイトでスケジュールをご確認ください。
http://ohashilo.jp/lawyer/goto/active/terra-cafe-kenpou/
なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内します。
http://ohashilo.jp/blog/
12月19日「LGBTと制服」(講師藤岡希美行政書士)
12月26日 お休み
1月2日 お休み
1月9日 お休み
1月16日 「中国残留婦人」に関する映像視聴
1月23日「中国残留婦人-戦争は弱いもんが犠牲になるとです(講師神田さち子さん・俳優)」
1月30日「One Love Project ルワンダで義足を作り続ける日本人女性・予告編(講師吉田敦さん)」
2月6日 お休み
2月7日(水) ルワンダ-ワンラブプロジェクト(予定)
2月13日「開かれた市議会に向けて(講師原豊典さん)」
2月20日 調整中
2月27日 「温暖化対策-世界の流れに逆行するトランプ・安倍(講師後藤富和弁護士)」(予定)
3月6日 お休み