市民と弁護士が行っている憲法学習会「terra cafe kenpou」

来週(2/23)のテーマは「暴力の連鎖を断つには〜圧倒的な暴力に囲まれる子どもたちを考える」です。
先日、僕の50メートル位前を親子4人の家族が歩いていました。父親らしき男性と母親らしき女性、それに、小学4〜5年生くらいの男の子と、小学低学年の女の子。
父親らしき男性がかなり興奮した状態で男の子に罵声を浴びせ、その瞬間、思い切り男の子の背中に回し蹴り食らわせました。僕はたとえ躾であっても有形力を振るうことは許されないと考えていますが、彼の回し蹴りは、躾とは程遠い圧倒的な暴力でした。彼は30代前半くらいの非常に体格の良い男で当たりどころがズレれば少年に障害が残りかねない程遠慮のない暴力でした。
そして、驚くべきことは、母親らしき女性がその男性を諌めることもなく、少年を気遣うこともなく黙って男性の後ろを歩き続けたことです。
その一瞬の出来事を50メートル後ろで見ることになった僕は、強い憤りを覚えました。ただ、それと同時に、暴力が日常化した環境で少年が育つことで暴力が次の世代に連鎖するのではないかということ。暴力の連鎖を断ち切る必要があると感じました。
そこで、僕はその家族を追いかけました。僕はその時子ども達を連れていたので、子ども達を妻に預け、僕はその家族を追いました。男性に対して暴力を諌め、女性に対しても助力が必要な時は遠慮なく弁護士のところに相談に来るようにアドバイスするつもりでした。そして、場合によっては、現行犯逮捕も辞さないつもりでした。
しかし、角を曲がったところでその家族を見失ってしまいました。しばらく辺りを探しましたが、分かりません。
次に考えたのは、目の前で圧倒的暴力を目撃することになった子ども達の心のケアです。
僕は子ども達のところに戻り「パパがあんな風に子どもを叱ったりしちゃいけないよと言うと、あのお父さんは、自分がやったことが間違っていたことに気付いて、子どもにちゃんと謝っていたよ」と嘘をつきました。
遠くで起こっているテロと同様に僕らの身近なところでも暴力で苦しんでいる子ども達がいます。
子どもを取り巻く圧倒的な暴力の前に私たち大人は何ができるのでしょうか。
正解は見つかりませんが、この映画に出てくる少年の父親が苦しむ姿に同じ心を感じます。
「未来を生きる君たちへ」
お楽しみに。

日時 2月23日(火)18:45(いつもより開始時間が15分早くなっています。ご注意ください)
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
テーマ 「暴力の連鎖を断つには〜圧倒的な暴力に囲まれる子どもたちを考える」
素材映画「未来を生きる君たちへ」

terra cafe kenpouの今後の予定をおしらせします。
特に記載がない限り火曜日19時〜光円寺門徒会館(天神3丁目15-12)です。
予定は入れ替わるかもしれません。下記サイトでスケジュールをご確認ください。
http://ohashilo.jp/lawyer/goto/active/terra-cafe-kenpou/
なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内します。
http://ohashilo.jp/blog/

2月23日12:30 「福島みずほランチミーティング」福島みずほ(参議院議員)@HAPPY HILL3500円
2月23日18:45「暴力の連鎖を断つには〜圧倒的な暴力に囲まれる子どもたちを考える」
3月1日 休み
3月8日「琉神マブヤーから沖縄を考える」
3月15日18:15 「座間宮ガレイ参院選勉強会」座間宮ガレイさん(選挙ジョッキー)@中央市民センター 1000円
3月22日 休み
3月29日「本土の沖縄米軍基地を引き取る?」里村和歌子さん(「引き取る会・福岡」)
4月5日「子ども病院移転決定の闇」石村善治さん(福大名誉教授)、福田光子さん(元純真大学教授)
4月8日(金)18:00 豊田勇造ライブ(光円寺)
4月12日 「カネミ油症未認定問題」重本加名代さん(カネミ油症未認定患者)
4月19日「兵戈無用-若手僧侶が語る平和2」金見倫吾さん(筑紫女学園大学非常勤講師、浄土真宗本願寺派僧侶)、中川一晃さん(浄土真宗本願寺派僧侶)