市民と弁護士が行っている憲法学習会「terra cafe kenpou」

今夜は「障害者と戦争」をテーマに、浦照明さんにお話を伺いました。
浦さんは生後2日で脳性麻痺のため体の自由がきかなくなりましたが、自立心が旺盛で現在一人暮らしを実行しています。浦さんは現在、真言宗高野山派の僧侶として活動する傍ら、障害者の自立支援をテーマに様々な支援活動をしています。
冒頭、NHKハートネットTV「障害者と戦争」を視聴しました。

ナチスドイツは、国家経済、戦争遂行に役に立たないとして障害者虐殺「T4作戦」を遂行しました。この作戦によって殺された障害者は7万人と言われています。驚くのは、虐殺の対象をユダヤ人にシフトするためヒトラーがT4作戦の中止命令を発した後も、現場の医師や住民達は自主的に障害者を殺し続けたという事実。最終的に20万人の障害者が殺されました。
これは、70年前の過去の出来事でしょうか。
福祉や生活保護費を切り捨て、軍事力を増強する。高齢者や障害者は役に立たないから生きる価値がないのでしょうか。この考えは、病者、子ども、女性、資力や体力のない者と、次から次へと弱者を切り捨てていくものです。自分が必ず多数派になるとお考えでしょうか。
浦さんの言葉
ナチスドイツと今の安部政権は同じことをやろうとしています。
消費税を上げるのも社会保障のためと言うけど、まったくの嘘っぱちです。
社会保障って言うと国民が納得するからだと思います。
社会保障の予算はどんどん下がり、アメリカ軍への思いやり予算はどんどん高まる一方です。防衛費も5兆円を超えました。
マルティン・ニーメラー牧師の言葉を紹介します。

ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は共産主義者ではなかったから

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった
私は社会民主主義者ではなかったから

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから

そして、彼らが私を攻撃したとき
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった
来週(2/9)は「中国脅威論」について考えます。
中国脅威論について感情論ではなく客観的なデータに基づいて解説します。
GDPや輸出割合の推移などのデータから見えてくるのは、中国の脅威ではなく、日本がひとり勝手に凋落している現実。この現実を直視しないと日本が再び世界の舞台で活躍するのは不可能でしょう。中国脅威など外国の脅威に目を向けさせ、現実の問題から国民の目から逸らすのは為政者の常套手段です。
お楽しみに。

日時 2月9日(火)19:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
テーマ 中国脅威論
講師 後藤富和(弁護士)

terra cafe kenpouの今後の予定をおしらせします。
特に記載がない限り火曜日19時〜光円寺門徒会館(天神3丁目15-12)です。
予定は入れ替わるかもしれません。下記サイトでスケジュールをご確認ください。
http://ohashilo.jp/lawyer/goto/active/terra-cafe-kenpou/
なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内します。
http://ohashilo.jp/blog/

2月6日(土) 「原発なくそう!原告1万人記念フェスティバル」吉原毅氏(城南信用金庫前理事長)、中川敬氏(ソウル・フラワー・ユニオン)
2月9日 「中国脅威論を考える」 後藤富和氏(弁護士)
2月14日(日) 「アベ政治を許さない GOOD BYE ABE 辺野古新基地建設NO! 安保法制NO! 原発再稼働NO!」 伊波洋一氏(前宜野湾市長)
2月16日 「兵戈無用-若手僧侶が語る平和」金見倫吾(筑紫女学園大学非常勤講師、浄土真宗本願寺派僧侶)、中川一晃(浄土真宗本願寺派僧侶)
2月23日 調整中
3月1日 休み