毎週火曜日に市民と弁護士が行っている憲法学習会「terra cafe kenpou」。

昨夜は自治体問題研究所の宮下和裕さんを講師にお招きし「地方創生のカラクリ〜あるべき地方自治とは」をテーマに地方自治について学習しました。

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日本国憲法はドラえもんのポケット。
人類の到達点を反映したもの。世界の人たちの願いが結晶したもの。
「増田レポート」 消滅する市町村523全リスト(中央公論2014.6)
20〜30代の若年女性人口が2040年までに5割以上減る自治体を「消滅可能性都市」、うち1万人未満の町村を「消滅自治体」とした→思考停止を誘導する「ショックドクトリン」そのものの世論操作、これを受けて安倍政権の目玉が「地方創生」
「創生」とはゼロから創り出すこと。地方・地域は文化財である地名に象徴されるように営々とした努力ですでに存在している。
「合併」は「結婚」とは違う。結婚しても二つの人格だが、合併すると首長も一つ、議会も一つになり、離婚もできない。
政府が上からの「地方創生」などおこがましい。せいぜい「地方・地域の再生に地域の皆さんと力を合わせて取り組む」と表現すべき。
「地方創生」登場の意味:アベノミクスの破綻、「地方」の政治的利用。
安倍氏には苦い思い出がある(2007年9月の投げ出し辞任)
3300の自治体を1000に減らす。90%の議員を要する政党の賛成。1万人以下の自治体をなくす西尾私案。現在1718市町村。
九重町(大分県)の抵抗。
増田レポートの問題点(「『自治体消滅論』を超えて」岡田知弘著)
・自治体消滅シミュレーションの虚構
・平成の大合併の中から生まれた「小さくても輝く自治体」の成果(大木町など)
・人口減少の本当の原因
実態不明の「地方創生」音頭に酔うのではなく、世論操作に右往左往しない賢い国民、地方自治体へ。
そもそも自治体をどう考えるか。国・都道府県・市町村は垂直・上命下服の関係ではなく、並列・平等の関係と捉えるのが憲法の地方自治。
今、全国から注目されている大牟田市の高齢者施策はどうして生まれたか。
始まった「危機とも転換ともなりうるせめぎあいの新しい時代」を切り開こう。

環境保護と経済は両立する(九重町(大分県)、大木町、真庭市(岡山県)、韓国の順天市)。
吉富町の例。
旧湯布院町、旧安心院町(大分県)の例。

来週(4/7)は留学生を講師に「留学生から見た日本」をテーマに話を伺います。
お楽しみに。
日時 4月7日(火)19:00-
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)
http://goto-fukuoka.jp/post/terra-cafe/

【これからのterra cafe kenpouの予定】

4月7日(火)19時 「留学生から見た日本」 留学生

4月14日(火)19時 「破壊される医療と介護」岡崎誠(福岡県歯科保険医協会)

4月21日(火)19時 憲法講座6「経済的自由権、人身の自由、国務請求権と参政権」三好有理(弁護士)

火曜日夜の学習会の会場は光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)です。
予定は入れ替わるかもしれません。下記サイトでスケジュールをご確認ください。
http://ohashilo.jp/lawyer/goto/active/terra-cafe-kenpou/
なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします
http://ohashilo.jp/blog/
参加費 無料