市民と弁護士が行っている憲法学習会「terra cafe kenpou」
来週(11/12)は、「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナール運営委員の具島順子さんを講師に「慰安婦」問題についてお話を伺います。
具島さんからのメッセージ
「今年2月に中国・雲南省・拉孟へ行きました。上海から飛行機で数時間かかります。雲南省は世界一の棚田で知られ、その面積は日本全土より広いです。ベトナム・ラオス・ミャンマーと国境を接しています。「ビルマ戦」と位置づけられた戦い。ビルマから昆明(雲南省・省都)に至る約1000キロの援蒋ルート(連合軍による支援物資を送るルート・当時は蒋介石軍)の遮断が目的で第56師団,約2万人がいました。大きな戦いを中国では戦役といいます。戦役は拉孟や謄越(騰沖)竜陵で展開。今、現地に「松山戦役博物館」を建設中です。
拉孟は松山と現地ではよばれ、2000mの山です。山頂2キロ四方に日本軍は数個の陣地を2年がかりで構築しました。中国軍4万1500名に包囲され、弾薬・食料の補給も絶たれ、制空権も失い、1944年9月7日、「拉孟」軍は1323名の兵士が玉砕、「騰沖」は全滅。玉砕は島部ではたくさんありましたが、陸での玉砕は稀だといわれています。第56師団のエリアに24の慰安所があり、800人の女性を性奴隷としました。当時「慰安所」だった董家を「慰安所」博物館として一般公開しています。董家は華僑の家でした。米国へ移住した「董家」を軍が接収したものです。日本軍の数倍もの中国兵が戦死しています。5泊6日の旅でで見たこと知ったこと学んだことををお話しさせていただきます。
どうぞ、ご参加ください。
皆様のご参加をお待ちしています。
お楽しみに。
日時 11月12日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(天神3丁目15-12)
テーマ 「慰安婦」問題について〜中国雲南省拉孟の慰安所で見てきたこと〜
講師 具島順子さん(「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナール運営委員)
【今後の予定】
terra cafe kenpouの今後の予定をおしらせします。
特に記載がない限り火曜日19時〜光円寺門徒会館(天神3丁目15-12)です。
予定は入れ替わるかもしれません。下記サイトでスケジュールをご確認ください。
なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内します。
https://ohashilo.jp/blog/
11月12日 「慰安婦」問題について〜中国雲南省拉孟の慰安所で見てきたこと〜(具島順子さん・「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナール運営委員)
11月19日 「サンフランシスコでマイノリティを考える~少女像記念式典を訪ねて~」「インドネシア(南スラウェシ島)訪問報告~現地における「慰安婦」被害と被害者の現状~」(Youth Forum FUKUOKA)
11月26日 辺野古〜基地に翻弄される町・前(深水登志子・ならゆん沖縄)
12月3日 辺野古〜基地に翻弄される町・後(深水登志子・ならゆん沖縄)
12月10日 調整中
12月17日 調整中