【佐賀県弁護士会】LGBTと人権-制服問題から考える-
福岡では、2017年10月に弁護士会主催「LGBTと制服」シンポジウムを開催。
その5か月後、福岡市立警固中学校に標準服検討委員会発足。
シンポジウムから1年6か月後、福岡市立警固中学校でジェンダーフリーの新標準服導入。
シンポジウムから2年6か月後、福岡市と北九州市の全市立中学校でジェンダーフリーの新標準服導入。
佐賀県でもこのシンポジウムを契機に大きく動き出す予感がします。
体と心の性別が一致しないとか、同性に愛情を抱くなどの性的少数者(LGBTなど)は左利きの人と同じくらいの割合でいると言われています。でも、これまで、例えば笑いの対象としたり、特異な存在として扱うなど、性的少数者を傷つけることが平然と行われてきました。私たちは、知らず知らずのうちに、性的少数者を生きづらくさせ、追い詰めてはいないでしょうか。
当会では、下記のとおり、制服問題を切り口として、性的少数者に関して知っていただき、その人権を考えるシンポジウムを開催することとしました。誰もが生きやすい多様性のある社会を実現するため、私たちにできることを考える機会になればと思います。
日時:2020年2月8日(土)午後2時~午後5時00分(開場午後1時30分)
場所:佐賀県弁護士会館大会議室(佐賀市中の小路7-19)
   定員100名
パネリスト:健崎まひろさん(佐賀大学LGBT支援サークルCARASS代表)
      吉岡剛彦さん(佐賀大学教育学部教授)
      後藤富和さん(弁護士)
主催・問合先:佐賀県弁護士会(TEL0952-24-3411)