原発なくそう!九州玄海訴訟の口頭弁論において、岡本早苗さんが意見を述べました。

原発事故の一被害者として、私たちと同じ思いを誰一人としてさせたくない、二度と同じ被害者を生まないために、原発事故の被害を知っていただきたい。

私は、原発事故に遭遇して初めて福島に原発があると知ったほどですから、放射能の危険性については全く理解していませんでした。

子ども達の命と健康を守るためにすぐに避難するしかないとの決断に至りました。

私たち避難者は我慢しながら細々と暮らさなきゃいけない、今を楽しく過ごすこともできないのかと心が苦しくなりました。そんな思いが避難生活を送る上で毎日繰り返され、心身共に疲弊していきました。ストレスや疲れからか、子ども達が次々と病気になり、5月には長男が

【明日】岡本早苗さん講演会「だまっちゃおれん!原発事故人権侵害」

2022108()13:30

福岡県弁護士会館202・オンライン併用

原発なくそう!九州玄海訴訟弁護団

岡本早苗さんプロフィール

福島原発事故時、福島県伊達市に居住。

事故当時、4人の子ども(と妊娠がわかったばかりの子ども1人)の母。

事故直後、子ども達への影響を心配して、名古屋へ自主避難した。

2013年に国と東京電力に損害賠償を求めて提訴。

その後、原発事故をより人権問題としてとらえるために「だまっちゃおれん!原発事故人権侵害訴訟・愛知岐阜」原告団を結成し、原告団長に就任。原発反対を各地で訴えている。

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