昨年11月に九州レインボープライドの一環として開催した福岡県弁護士会シンポジウム「誰もが幸せになれる学校」報告

「学校のシステムは、子ども達の価値観の形成に大きな影響を与えることから、大人側で門戸を閉ざさないこと、凝り固まった頭をほぐすことが何より重要」

「子ども達がいきいきと生きることが何より大事であり、それを応援している大人達がいることを思い出してほしい」

「人と人とが円滑に過ごしていくために設定するものがルールであり、自由を制限するものではないにもかかわらず、現在の校則は生徒の自由を制限し、生徒を管理するためのツールになっている面があり、また、校則違反による『連帯責任』という言葉はいじめの原因を作りかねず非常に問題である」

「教師において、(1)しつけや指導を中心とした従来の教育観が根強く残っていること、(2)授業、生活指導、部活動、保護者対応などで多忙であり時間的余裕がないこと、(3)社会とのかかわりが少なく視野が狭くなりがちであることから、そのしわ寄せが生徒にきてしまい、生徒自身が考えることをやめてしまう傾向を作り出している」

(フィンランドでは) 教師と生徒が対等でお互いにリスペクトしている関係が構築されている()、性別などにとらわれない多様性があらゆる場面で尊重されている」

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