極めて不当な判決。はじめに結論ありきで一滴の血も通っていない。
この判決で負けたのは誰か。負けたのは裁判所。
生徒一人ひとりの教育を受ける権利や生徒が受けてきた差別が問われているこの裁判で一言の言及もない。ひたすら権力におもね、人権保障の最後の砦としての裁判所の役割を放棄している。
朝鮮学校に通う生徒やや保護者は十分に努力してきた。
努力が足りないのは裁判所であり私たち日本人の方である。差別する側である日本人の姿勢が問われている。
朝鮮学校に行ったこともないのに差別をする。朝鮮学校に来もしないでこんな判決を書く。判決の理由も説明せずにわずか15秒で法廷を立ち去る。この判決に自信があるなら法廷できちんと説明すれば良いのに。
在日コリアンと朝鮮学校が受けてきた差別にひたすら目を背け、耳を塞ぎ、政治権力に従う。
国連から何度指摘されても日本政府は差別をやめない恥ずかしい国。それに追随する司法も恥ずかしい。
在日コリアンの中には選挙権がない方も多く、選挙権を持つ私達がこんな差別を繰り返す政府を変えようではありませんか。
朝鮮学校無償化は必ず実現します。それを阻害する日本政府と司法に対し闘い続けます。