九弁連大会シンポ「虹をかけよう、LGBTQ+と、SOGIEと、それから私、」にZOOM参加しています。僕のメモ。
LGBT理解増進法
←別の人と私たちという考えが透けて見えないか
←ヘイト発言など憂える事態も生じている。
理解の対象は、あなたも、私も、みんなの性の多様性であるべき。
府中青年の家事件高裁判決「少数者である同性愛者をも視野に入れた、肌理の細かな配慮が必要であり、同性愛者の権利、利益を十分に擁護することが要請されているものというべきであって、無関心であったり知識がないということは公権力の行使に当たる者として許されないことである」1997年(H9年)→それから26年、無関心、無理解を脱したか。
結婚の自由をすべての人に東京地裁判決 同性婚が認められないのは「個人の尊厳に照らして合理的理由があると言えず、憲法24条2項に違反する状態にある」
経産省事件今埼幸彦補足意見「取り組みの必要性は、例えばMtF のトランスジェンダーが意に反して男性トイレを使用せざるを得ないとした場合の精神的苦痛を想像すれば明らかであろう」
「個人の尊厳」「人間としての尊厳」←憲法全体の価値
人にはそれぞれSOGIEがある。
行政において、
・パートナーシップ宣誓制度→男女共同参画推進条例を見直し多様性を視野に入れた条例制定を
パートナーシップ宣誓制度は法律婚とは違う。限界がある。
教育現場における問題→LGBTQ+の子どもの自殺未遂、自殺念慮、いじめ、不登校
・教員の言葉づかい、呼称、名簿、基礎知識
・性の多様性を前提とした教育の必要
・制服の見直し、トイレ使用の配慮など
企業において、
性別欄の任意記載、面接の質問にも注意を。
ハラスメント。自分に向けられた言葉でなくても傷つく。アウティングに注意。社員全体の教育が必要。
医療現場において、
同性パートナーへの病状説明。躊躇なく医療サービスを受けることができるような配慮を。
弁護士はどうあるべきか。
性別二分法的な言葉に気をつける。依頼者が安心できるように配慮するレインボーの旗やシールはその象徴となる。
人にはそれぞれSOGIEがあり、それはそれぞれ尊厳をもって平等に尊重されるべき。あなたも、私も、だれもが。
#LGBTQ
#SOGIE