西南学院高校で1年生全員を対象に人権の授業を行いました。
タイトルは「人権を学ぶ意味寝た子がいるなら起こしちゃえ」
前半は、民族差別、在日コリアンに対する差別について考えてもらい、後半は、人権を自分のこととして考えてもらうために、今、自分にはどんな人権があるのか、なぜ男子はスラックス、女子はスカートと決まっているのかなど考えてもらいました。最後には人権は待っていてもやってこないとして声を上げて勝ち取ることをお話ししました。
「みんなにはどんな自由がある?」との質問に対して「意見を言う自由がある」「学校に行く自由がある」という声が上がり、素晴らしい!と思いました。意見を言う自由があるということは意見を言わないのも自由やし、学校に行く自由があれば学校に行かないのも自由やし。義務ではなく自由ってのがいいね。でも、社会に出ると子どもに自由なんかない、学校に行くのは義務だなどと間違って捉えている大人がいます。寝た子を起こさなきゃね。
今週末は、中央区のある校区の人権尊重推進協議会でお話しします。寝た子を起こします。