原発なくそう!九州玄海訴訟の佐賀地裁口頭弁論で、劇団風の子東北の澤田修さんが意見を述べました。

原発被害は、人間だけでなく動物にも影響を与え、牛、豚、鶏も殺処分されました。農業、林業、漁業にも観光業にも生産業にも被害を与えました。本当に、平穏に暮らす県民の生活を全て奪ってしまったのです。6才の女の子にまで「ちゃんとした子どもを産めるのかしら?」と言わせる世界を創ってしまったのです。

そういう意味では、日本国憲法に保障されたはずの人間らしく生きる権利や家族いっしょに暮らす権利、いかなる国民も差別されない権利、居住、移転、職業選択の権利、健康で文化的な最低限度の生活の権利、これら全てが奪われたのです。全ては原発事故が原因なのです。

岸田総理は、原発の再稼働を積極的に進めようと、延長期間の20年の見直しを検討し、なお且つ、新規の原発の建設も計画に入れるそうです。私にはとても理解できません。

様々な課題や問題を考えると、これ以上原子力発電所を稼働してはいけないというのが私の意見です。何よりも、かけがえのない地球をこれ以上汚さないで、子どもや孫の世代に渡していきたいし地球上の生物の全ての生命を大切にしたいので、原子力発電所に異を唱えるものです。もちろん、核兵器もです。

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