生物多様性保全、環境問題、法律との関係について調査研究をしている東京の高校生から、オンラインのインタビューを受けました。
彼の質問はかなり鋭く核心を突いたもので、良く勉強していることが伺えました。
僕からは、
・生物多様性保全は気候変動問題と並んで世界中で取り組まなければならない人類の優先課題であること
・数値目標を立てることが重要であるが数合わせのおそれもあること
・これまで環境を破壊し利益を得てきた先進国と、資源を先進国に収奪されてきた途上国との間に不公平感があること
・生物多様性保全(環境保全)と経済が対立する概念だと思われてきたこと
・日本では生物多様性よりも経済・開発が優先されてきたこと(諫早湾干拓、辺野古埋め立て)

国営諌早湾干拓(長崎県諫早市)

 
大浦湾(辺野古沖)

大浦湾(辺野古沖)

・生物多様性保全と経済活動は両立すること(コスタリカ、韓国順天湾、兵庫県豊岡市)

コスタリカのイグアナ

順天湾(韓国順天市)

コウノトリ(兵庫県豊岡市)

などのお話をしました。