九州レインボープライド
福岡県弁護士会シンポジウム「誰もが幸せになれる学校」
2021年11月7日(日)15:00~
オンライン開催(Zoom会議システム)
パネリスト
・明石浩司さん(福岡市立東住吉中学校教務主任)
・小野アンリさん(Proud Futures共同代表)
・中島みつこさん(LGBTの家族と友人をつなぐ会in福岡)
・佐川民さん(弁護士)
・後藤富和さん(弁護士・進行)
※事前申し込み不要
福岡県弁護士会では、2017年にシンポジウム「LGBTと制服」を開催しました。その反響は大きく、福岡市と北九州市におけるジェンダーレス標準服の実現につながりました。
ただ、標準服はジェンダーレス化したものの、髪型などで不必要な男女分けがなされたり、靴下の長さや下着の色の指定など合理性に疑問がある校則は残ったままで、一部の学校では人権侵害とも言える生徒指導がなされていました。
そこで、弁護士会では、2020年度、福岡市のすべての公立中学校の校則を調査し、その結果を公表するとともに、シンポジウム「これからの校則」を開催しました。また、弁護士会から、文科大臣、県・両政令市教育委員会に対して中学校校則の見直しを求める意見書を提出しました。
今年7月、福岡市立中学校校長会において「よりよい校則を目指して」が提案されました。現在、福岡市内の各中学校において校則の見直しが行われているところです。
子どもには教育を受ける権利が保障されています。しかし、厳しい校則や理不尽な生徒指導のために子ども達が学校に行きづらくなっているのが現状です。また、校則や生徒指導に疑問を持ちながらも生徒にそれを強いなければならない教師の苦しさも耳にします。
学校は幸せになるために行くところです。
多様性を尊重し、ひとりひとりの個性が大事にされる学校を目指し、生徒にとっても教師にとっても幸せを感じることができる学校はどうあるべきか、皆さんと一緒に考えたいと思います。
なお、本シンポジウムは、LGBTを始めとするセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)を筆頭に、世の中の差別や偏見から子どもたちを守り子どもたちが前向きに、 自分らしく生きていく事ができる社会の実現を目指して開催される「九州レインボープライド」の一環として行うものです。
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https://www.fben.jp/whatsnew/2021/10/post_721.html