昨日は専門学校公務員ゼミナール熊本校で人権、憲法の基礎的な話をしました。
彼らは近い将来、公務員となります。
権力で市民を苦しめることのないよう、憲法によって厳格に縛られる立場です(憲法尊重擁護義務・憲法99条)。
彼らが役所の保護課に配属された時、彼らの一言が市民の命を奪いかねません。
ルールが間違っている時には、公務員であっても声をあげるべきと考えます。
眉毛を整えた生徒が教室に入れてもらえず3日間も別室で反省文を書かされた時でさえ、先生達の中から「それってやりすぎじゃないですか」「そこまでしなくてもいいんじゃないでしょうか」という声がまったく上がりませんでした。
杉原千畝さんは外務省の命令に反してユダヤ人にビザを発給し続けました。明白な命令違反ですが、僕はルールよりも命が大事と思う公務員になって欲しいと思います。