PTAの加入や個人情報取扱についてたびたび質問を受けます。
PTA加入について、自動的に強制加入というのはあってはならないことです。
PTA加入が任意であることの説明や、加入・非加入の意思を確認することもなく、知らぬ間に加入させられるというのは、憲法21条に反する人権侵害です。
PTA任意加入については、各地のPTA連絡協議会でずいぶん前から研究が進み、研修やワークショップが繰り返され、徹底指導されているはずです。僕がPTA会長になった2017年の時点ですでにそうでした。福岡市PTAのようにマニュアルを準備しているところも多いでしょう。
ですので、いまだにPTA役員や学校管理職がPTAが任意加入であることを知らないなんてことは許されないことです。
PTAの個人情報取扱について
2017年の法改正によりPTAも個人情報取扱団体となり、個人情報取扱規則の制定と個人情報の厳格な取り扱いが求められます。
個人情報取扱のためには本人の同意が不可欠です。
もし、法改正から4年も経つのにいまだに個人情報取扱規則も制定せず、本人の同意もなしに漫然と個人情報を集めるPTAがあれば許されないことです。
PTA加入や学校における個人情報取扱で悩んでいる方は、仲間を集めて、PTA役員経験者、弁護士、学者、議員など知識と影響力を持った専門家を巻き込むことが有用だと思います。
https://news.yahoo.co.jp/byline/otsukareiko/20171119-00078222/
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