【明日】LGBTと制服
人口のおよそ5~7%程度がLGBTなどの性的マイノリティであると言われていますが、学校現場においての対応は遅れており、性的マイノリティの子どもたちは多くの困難に直面しています。なかでも、ほとんどの中学校で男女別の制服が採用されていることにより、性的マイノリティの子どもたち(特にトランスジェンダーの子どもたち)にとっては性自認とは異なる制服の着用を強要されることになり、不登校となる等深刻な事態となっています。現在、学校現場では性的マイノリティの子どもに対して個別対応をとっていただいていますが、これは当事者がカミングアウトすることを前提としており、十分な対応であるとはいえません。 本シンポジウムは、性的マイノリティの子どもたちが学校の中で抱える困難や課題について明らかにした上、性的マイノリティの子どもたちと制服について、当事者と研究者、そして教育現場の方とが一緒に考えるという企画となっています。 ぜひ皆様お誘いあわせの上、お越しください。
1 開催要領
日 時:2017年(平成29年)10月14日(土)午後2時から
場 所:西南学院大学百年館多目的ホール(福岡市早良区西新6-2-92)
主 催:福岡県弁護士会
2 プログラム(仮)
(1)貴重講演「LGBTQの子どもたちの今」(FRENS代表 石崎杏理氏)
(2)ビデオレター(LGBTQの子どもたちからの声)
(3)パネルディスカッション
(パネリスト)
石崎杏理氏
吉岡剛彦氏(佐賀大学教育学部教授)
柴田晴夫氏(福岡女子商業高校校長)
松浦恭子氏(福岡県弁護士会)
(コーディネーター)
佐川民氏(福岡県弁護士会)
http://www.fben.jp/whatsnew/2017/09/lgbt_1.html