ベトナム映画「Don’t Burn」上映会を開催します。
この映画はベトナム戦争中に殉職した若い女性医師の日記を拾ったアメリカ兵の話が元になった実話です。
ぜひご来場ください。
日時 3月28日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(天神3丁目15-12)
参加 無料
映画を観て改めて思うのは、圧倒的な物量を持ったアメリカが小国ベトナムに勝てなかったのはなぜかということ。アメリカが戦争をやめざるを得なかったのは民意、国際世論の力ではないかと。
アメリカの圧倒的な力に対して、武力をもって勝つことはできません。しかし、私たちは声を上げることができます。
映画の中で「ベトコン」と聞くと極悪人を思い浮かべるアメリカ人が出ていましたが、今の日本でも「中国」「北朝鮮」「韓国」というと特定の負のイメージを持つ人がいます。
でも、大事なのはひとくくりにすることではなく、そこに暮らす一人一人のことを思い浮かべること。中国に暮らす人も、北朝鮮に暮らす人も、韓国に暮らす人も、自分の子が戦場で死ぬのは望んでいませんし、人を殺すことも望んでいません。平和を求める気持ちは同じはずです。
ひとくくりにして負のイメージを与えるのはいつも為政者の方です。「鬼畜米英」と言っていた政治家が戦後、首相になる国です。「鬼畜米英」って声高に叫んでいた公務員、軍人、警察官や教師や町内会長や婦人会は、戦後どうしましたか。アメリカべったりではないですか。
今も、為政者は私たちに特定のイメージを与え続けています。
騙されないこと、流されないことが重要です。自分のこととして考えることが大事だと思います。
僕は中国や韓国に何人も友人がいます。その友人が僕の家族を苦しめることはしないし、僕も中国の友人を叩こうとは思わない。「中国人」とひとくくりにはしません。僕も「日本人」とひとくくりにされたくありません。
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