71年前、福岡市は大空襲に見舞われ街は焼け野が原となりました。 その空襲を奈良屋国民学校(現博多小学校)2年生で体験した森部聰子さんからお話を伺いました。 焼夷弾が自分ばかりを狙ってくるように感じたと。 翌朝、配給をもらいに学校に行くと廊下には丸焦げとなった死体がズラリと並べられていたと。 小学2年生で地獄を経験した方の言葉です。 森部さんは警固公園で穏やかに語り続けました。平和の尊さを語り続けました。 この声は、きっと公園にいた方々にも届き、心の中に平和の火が灯ったことでしょう。
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