元中国大使の宮本雄二さんの「強硬外交を反省する中国」を読みました。
これが面白かった!
スッキリです。
目次を見ただけでも今の中国を知ることの重要性が分かると思います。
第一章 中国の”世界一”トラウマ症候群と鄧小平外交の成立
第二章 舞い上がった中国-2008年のリーマン・ショックで中国は変わった
第三章 「大国外交」を求めて-「平和的台頭」と「核心的利益」をめぐる論争
第四章 中国はなぜ海洋進出を図るのか
第五章 中国外交の失敗
第六章 中国外交のどこが間違っていたのか
第七章 中国外交の再生の道
第八章 習近平「新外交と北朝鮮
この宮本雄二さんが福岡で講演をします。ぜひいらしてください。前売チケットを大橋法律事務所で取り扱っています。
元中国大使が語る「新しい時代の日中関係はどうあるべきか」
日中平和友好条約締結40周年記念 宮本雄二講演会
とき 2018年9月23日(日)14:00−16:00
ところ 福岡市中央市民センター大ホール
参加費 1000円(大学生以下500円)
主催 日本中国友好協会福岡県連合会
後援 修猷館同窓会,修猷法曹会,京都大学同窓会,西日本新聞社,福岡医療団
世界が大きく変化し,中国はその変化の中心に位置する。東アジアにおいて北朝鮮と米国の平和交渉という一歩が踏み出された今,この中国をどのように理解し,位置づけ,どのような関係を作っていくかは,実は日本の将来にとり,死活的な重要性を持つ。ここを間違えば,日本の将来に大きな禍根を残す。”習近平の中国”はどこに向かおうとし,その中国といかなる関係を作っていくかについて宮本雄二元中国大使が見解をお話します。
宮本雄二
太宰府市出身。福岡県立修猷館高等学校,京都大学法学部卒業。外務省入省。1997年から在中華人民共和国日本大使館特命全権公使,2006年から2010年駐中国特命全権大使。現在,宮本アジア研究所代表。