先月、福岡県議会に中国帰国者の支援について福岡県に申し入れを行いましたが、本日、帰国者1世、2世の方とともに県議会の各会派に要請に行きました。
原中誠志福岡県議(民主)とこの件について懇談を持ちました。原中県議はこれまでも中国残留孤児の支援に熱心に取り組んでこられた先生です。
また、山口律子福岡県議(共産)とも懇談を持ちました。

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【原中誠志県議】
帰国者ご本人、そして2世、3世の皆さんの支援に取り組んでいきたい。
福岡県独自の取り組みを行ってきたが、どうしても国の対策に準じる部分が多く、皆様方の期待に応える施策が十分にできていたとは考えていない。帰国者ご本人、2世、3世の皆さんの生活支援にしっかりと取り組んでいきたい。
【川添緋砂子さん(帰国者1世)】
2世の問題は1世の帰国が遅れたことによる問題。2世は中国でのお墓参りも2週間に制限されている。この問題を解決してほしい。
【津川勝発さん(帰国者2世)】
今68歳。2世だけど1世と年は変わらない。病気をして4年前から生活保護。生活保護だと何も言えない。ギリギリの生活。保護法が制定された1世との格差を感じる。
【原中県議】
皆様の問題意識は十分に認識しています。県からも国に対して要望を伝えるよう働きかけていく。県の関係格課にも真摯な対応を求めていく。

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【山口県議】
皆さんは想像を絶するご苦労をされたことでしょう。皆さんが、これだけ苦労をさせられたのは戦前戦後の日本の政府の過ちによるもの。今、日本は戦争に向かい、同じ過ちを繰り返そうとしています。二度と同じ悲劇を生まないためにも皆さんと一緒に取り組んでいきます。