本日、福岡地区朝鮮学校を支援する会を結成し、私も共同代表の一人に就任しました。
子どもの幸せ、成長のためには、国籍や出身地、ルーツを理由に差別をすることは許されることではありません。当たり前のことです。
でも、今の日本社会は、子ども達の幸せという当たり前のことすら忘れてしまっています。
考えてもみてください。
皆さんの本籍地は福岡県ですか、出身は福岡県ですか、両親ともに福岡県に本籍がありましたか。どれか一つでも違えば、あなたは福岡県人じゃないとして、福岡県で暮らすのに差別を受けますか。
私は福岡県で生まれましたが、私の父親は大分県出身です。私は大分県で暮らしたことはありませんが、長らく本籍は大分にありました。生まれて以来ずっと福岡県で暮らしていますが「あなたには大分県の血が流れている」として、福岡県人ならば当然に受けることができる福祉を受けることができない。こんな理不尽を許せますか。
そんなことあるわけないじゃないかと思うでしょうが、将来、今の在日コリアンに対する差別を振り返れば、これと同じような違和感を覚えることでしょう。
そんな恥ずかしいことを今の社会は受け入れているんです。そして、その差別を率先して行っているのが日本政府なんです。
すべては子どもの未来のために。
在日コリアンの子ども達に対する差別をなくすことは、日本の子ども達の幸せにもつながります。
すべての子どもの幸せのために。

福岡朝鮮初級学校

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http://fces-uri.com

【福岡県弁護士会】朝鮮学校に通う子どもたちへの嫌がらせ等に関する会長声明
http://www.fben.jp/suggest/archives/2003/04/post_27.html

【福岡県弁護士会】平等な高校無償化制度の実施を求める会長声明
http://www.fben.jp/suggest/archives/2010/03/post_182.html