本年1月から本格的に実施されることになったマイナンバー制度ですが、その利用範囲の外延が明確に制限されているとは言えず、むしろ、利用範囲の拡大が目指され、個人番号カードは4年以内には、クレジットカード、キャッシュカード、ポイントカード、診察券などと一体化 することが政策目標とされています。
情報漏えいの危険性、なりすましの危険性、国家による情報管理の危険性のほか、他人に知られたくない情報が、本人のコントロールが及ばない広範囲で利用されるというプライバシー権そのものに対する侵害は、見過ごすことができません。

2月20日(土)には、14時~16時の時間帯で、福岡県弁護士会館3階ホールにおいて、マイナンバー制度を考える市民集会を開催致します。ご参加ください。

マイナンバー制度を考える市民集会
日時 2月20日(土)14時
場所 福岡県弁護士会館3階
講師 坂本団弁護士(日本弁護士連合会情報問題対策委員長)

マイナンバー集会