福岡市城南区PTA連合会にお招きいただき、福岡女子大教授の木村貴さんとともに「これからのPTA活動を勉強する」をテーマにお話をしました。

驚いたのが、福岡市PTA協議会が2017〜2018年度に特別委員会を結成してまとめ上げ、福岡市内のすべての公立小中学校PTAに配布したPTA入退会問題ガイドラインの存在を、現在のPTA役員さんが知らないということ。

憲法21条で結社の自由が保障されていることからも分かるように、PTAに加入するかどうかは各保護者の自由です。

あれだけの時間と労力をかけ、何度も何度もワークショップを繰り返して作ったガイドラインが全然現場で生かされていない(というかその存在すら知られていない)というのはショックでした。

また、2016〜2017年度に市PTAから各校PTAに個人情報保護取扱規則の設置と適正な個人情報の取り扱いについて指導があったのですが、それについても同様。

引き継がなきゃいけない事項が次のPTA役員に引き継がれないというのは問題です。どうでも良いことは引き継がれるのに。

PTA任意加入を徹底したら会員が激減すると警戒する方もいますが、それは加入してもらえるような魅力的PTA活動をしてこなかったということ。「あなただけズルい」という感覚が支配するようなPTAやったら入りたくないもんね。

#PTA